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異業種連携で「CO₂回収装置」の開発検討を開始 ~省エネ型CO₂回収技術により、中小企業にも導入しやすいモデルの構築を目指す~
株式会社JCCLは、ヤマハ発動機株式会社、サクラ工業株式会社とともに共同開発契約を締結し、中小企業にも導入しやすい「省エネ型CO2回収装置」の技術開発およびビジネスモデルの構築に向けた検討を開始しました。
今回異業種連携で開発に取り組む「CO2 回収装置」は、工場の燃焼排ガスなど比較的高濃度の気体から CO2を回収するアミン含有ゲル技術と排熱を利用した省エネ運転、さらに NOx(窒素酸化物)/ SOx(硫黄酸化物)の除去前処理を組み合わせた技術になります。プラントのコンパクト化や、他のソリューションとの組み合わせで、中小企業にも導入しやすいモデルの構築を目指します。

JCCLは、CO2分離回収技術の早期社会実装を加速させる取り組みに関し、2025年3月から東洋製罐グループホールディングス、三井物産プラスチックと協業を開始。またCO2分離回収技術を活用した事業開発に関し、同9月から大日本印刷株式会社と協業を開始しています。
今回は新たな取り組みとして、中小企業に特化したCO2回収装置開発に関し、ヤマハ発動機、サクラ工業と協業を開始します。
CO₂回収装置は、ヤマハ発動機の水素関連実証実験施設「ZERO BLUE LAB 未森」(静岡県周智郡森町)を拠点に開発を行い、2027年7月末に大型装置の完成と、FS(フィージビリティスタディ)の完了を予定しています。以降は実証試験で得られる知見を継続的にビジネスモデルへフィードバックし、検証を経て社会実装に向けて段階的な展開を進めます。

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https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2025/1225/corporate.html
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JCCL 事業開発部
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